偶然の出会い
見渡すと、そこには1輪の花
さらには、2脚のハシゴ
そして、6本のネクタイ
それでも感じているものには触れられないんだ
見渡すと、そこには黒の花嫁
さらには、吸血鬼
そして、オーキッド・ガール
やっぱり感じているものにはまだ届かない
口を閉ざして
ぼくのために甘い夢を見て
一日の終わりにはどう感じるんだろう
耳をふさいで
ぐっすり眠って、また夢の続きを見るといい
「南の島の切り裂き魔」のこと、話したっけ?
きみを強く思うほどに
ぼくの目には青い涙があふれて
そして頬を伝う
たくさんのものを失ってしまったけれど
コートを取りに行かなくちゃ
誰かが目の前を魔女のように通りすぎてゆく
ついにきみを見つけるとき、
きみの歌はぼくの牙を疼かせるだろう
ぼくはすっかり身動きが取れずにいた
さよなら、ライトイヤーズ
さよなら、血まみれの日々草